Back to Intro to Storybook
Chapters
  • はじめに
  • 単純なコンポーネント
  • 複合的なコンポーネント
  • データ
  • 画面
  • デプロイ
  • テスト
  • アドオン
  • まとめ
  • 貢献する

Storybook をデプロイする

Storybook をインターネット上にデプロイする方法を学びましょう
このコミュニティの翻訳は、最新の Storybook バージョンに対応していません。英語ガイドの最新の変更を適用して、この日本語ガイドの更新にご協力ください。 Pull requests を大歓迎します。.

ここまで、ローカルの開発マシンでコンポーネントを作成してきました。しかし、ある時点で、フィードバックを得るためにチームに作業を共有しなければならないこともあるでしょう。チームメートに UI の実装をレビューしてもらうため、Storybook をインターネット上にデプロイしてみましょう。

静的サイトとしてエクスポートする

Storybook をデプロイするには、まず静的サイトとしてエクスポートします。この機能はすでに組み込まれて、使える状態となっているので、設定について気にする必要はありません。

yarn build-storybook を実行すると、storybook-static ディレクトリーに Storybook が静的サイトとして出力されますので、静的サイトのホスティングサービスのデプロイ出来ます。

Storybook を発行する

このチュートリアルでは、Storybook のメンテナーが作成した、無料のホスティングサービスである Chromatic を使用します。Chromatic を使えば、クラウド上に Storybook を安全に、デプロイしホストすることができます。

GitHub にリポジトリーを作成する

デプロイの前に、リモートのバージョン管理サービスへローカルのコードを同期しなければなりません。はじめにの章で Create React App (CRA) でプロジェクトを初期化した際に、ローカルのリポジトリーはすでに作成されています。また、この段階でリモートリポジトリーにプッシュできるコミットがあるはずです。

ここから GitHub にアクセスし、リポジトリーを作りましょう。リポジトリーの名前はローカルと同じく「taskbox」とします。

GitHub のセットアップ

新しいリポジトリーを作ったら origin の URL をコピーして、次のコマンドを実行し、ローカルの Git プロジェクトにリモートを追加します:

Copy
git remote add origin https://github.com/<your username>/taskbox.git

最後にローカルリポジトリーを GitHub のリモートリポジトリーにプッシュします:

Copy
git push -u origin main

Chromatic を使う

パッケージを開発時の依存関係に追加します。

Copy
yarn add -D chromatic

パッケージをインストールしたら、GitHub のアカウントを使用して Chromatic にログインします。(Chromatic は一部のアクセス許可を要求します。) 「taskbox」という名前でプロジェクトを作成し、GitHub のリポジトリーと同期させます。

ログインしたら Choose from GitHub をクリックし、リポジトリーを選択します。

作成したプロジェクト用に生成された一意の project-token をコピーします。次に、Storybook をビルドし、デプロイするため、以下のコマンドを実行します。その際、コマンドの <project-token> の場所にコピーしたトークンを貼り付けてください。

Copy
yarn chromatic --project-token=<project-token>

Chromatic を実行する

実行が完了すると、Storybook が発行されて、https://random-uuid.chromatic.com のようなリンクができます。このリンクをチームに共有すれば、フィードバックが得られるでしょう。

Chromatic パッケージを使用してデプロイされた Storybook

やりました!Storybook が一つのコマンドだけで発行できました。ですが、UI を実装し、フィードバックを得たいと思ったときに、毎回コマンドを手動実行するのは非効率です。理想的なのは、コードをプッシュすると自動的に最新のコンポーネントが発行されることです。それには、Storybook を継続的にデプロイしていく必要があります。

Chromatic を使用した継続的デプロイメント

もうプロジェクトは GitHub にホストされているので、Storybook を自動的にデプロイする継続的インテグレーション (CI) が使用できます。GitHub アクションは GitHub に組み込まれている CI サービスで、自動発行が簡単にできます。

Storybook をデプロイするために GitHub アクションを追加する

プロジェクトのルートフォルダーに .github というフォルダーを作成し、さらにその中に workflows というフォルダーを作成します。

chromatic.yml を以下の内容で新規に作成します。

Copy
.github/workflows/chromatic.yml
# Workflow name
name: 'Chromatic Deployment'

# Event for the workflow
on: push

# List of jobs
jobs:
  test:
    # Operating System
    runs-on: ubuntu-latest
    # Job steps
    steps:
      - uses: actions/checkout@v1
      - run: yarn
        #👇 Adds Chromatic as a step in the workflow
      - uses: chromaui/action@v1
        # Options required for Chromatic's GitHub Action
        with:
          #👇 Chromatic projectToken, see https://storybook.js.org/tutorials/intro-to-storybook/react/ja/deploy/ to obtain it
          projectToken: ${{ secrets.CHROMATIC_PROJECT_TOKEN }}
          token: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}

💡 簡潔にするため GitHub secrets には言及していません。GitHub secrets は GitHub によって提供されるセキュアな環境変数なので、project-token をハードコードする必要はありません。

アクションをコミットする

コマンドラインで以下のコマンドを実行し、今までの内容をステージングします:

Copy
git add .

さらに以下のコマンドでコミットします:

Copy
git commit -m "GitHub action setup"

最後にリモートリポジトリーにプッシュします:

Copy
git push origin main

一度 GitHub アクションをセットアップすれば、コードをプッシュする度に Chromatic にデプロイされます。Chromatic のプロジェクトのビルド画面で発行されたすべての Storybook を確認できます。

Chromatic のユーザーダッシュボード

リストの一番上にある最新のビルドをクリックしてください。

次に View Storybook ボタンをクリックすれば、最新の Storybook を見ることができます。

Chromatic の Storybook のリンク

このリンクをチームメンバーに共有しましょう。これは標準的な開発プロセスや、単に作業を公開するのに便利です 💅

Keep your code in sync with this chapter. View 59da1ac on GitHub.
Is this free guide helping you? Tweet to give kudos and help other devs find it.
Next Chapter
テスト
UI コンポーネントのテスト手法について学びましょう
✍️ Edit on GitHub – PRs welcome!
Join the community
6,536 developers and counting
WhyWhy StorybookComponent-driven UI
Open source software
Storybook

Maintained by
Chromatic
Special thanks to Netlify and CircleCI